長期療養中の子どもの自立支援を行う事業で湘南ベルマーレに入団した伊勢原市の橋本琉君(7)が10月23日、ホーム戦でチャリティーTシャツを販売し、61枚が完売した。
橋本君は小児がんの「ユーイング肉腫」で約11カ月入院。昨年11月、NPO法人「BeingALIVEJapan」(東京都)の事業を通じて、憧れの湘南ベルマーレに入団し、選手の練習のサポートなどチーム活動に参加していた。
チャリティーTシャツはすべて橋本君のデザイン。胸に橋本君の背番号「61」、背中には選手と並ぶ橋本君が描かれている。売上はNPOに寄付され、長期療養児の自立支援に活用される。
当日は、湘南ベルマーレの降格圏脱出を懸けたホーム戦。人手の多さに少し疲れた様子を見せた橋本君だったが、訪れたサポーターに声援をもらいながら一生懸命声を上げ続けた。橋本君は「自分みたいな病気の子たちを応援したい」と思いを語った。
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