中学硬式野球チームの平塚リトルシニアが、8月7日から11日に福島県で開催された「第12回日本リトルシニア東日本選抜野球大会」で準優勝した。大会中、エースの故障に見舞われるアクシデントもあったが、選手らは初出場での好成績に沸いた。
チームは昨秋の関東大会に出場した実績などを受け、同大会への出場権を獲得した。
初戦は11対1のコールド勝ちで突破。2回戦は、4回まで0対2と追いかける展開だったが、5回と6回に2得点ずつ挙げ、4対2の逆転勝ちで準決勝に駒を進めた。
迎えた郡山リトルシニア戦では、エース・橋元太雅投手(3年)の故障や野手の度重なるエラーなどで初回に6点を奪われる劣勢となった。しかし継投した2年生投手が相手の勢いを断ち切り、4回以降は打線も奮起して最終7回に2点を奪い13対12で逆転勝ちを収めた。
決勝ではプロ野球チーム下部組織の東北楽天リトルシニアと対戦。5回まで3対1でリードするも、6回に大量失点を喫して3対13で敗れ、初出場で優勝という快挙はならなかった。
チームの成長
主将の小宮山一郎選手(同)は、「決勝でエラーをしてしまったので納得はしていないけれど、逆転勝ちが多くチームの成長を感じた。高校ではすぐに試合に出られるよう努力したい」と、進学先の横浜隼人高校での活躍を誓った。
平川謙二監督は「選手や指導者だけでなく、遠征先での洗濯や試合での声援など保護者のサポートが大きかった。次世代選手も有望なので期待してほしい」とチームのさらなる成長を誓った。
同チームは、四之宮の平塚シニアグラウンドを拠点に練習している。
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