平塚・大磯・二宮・中井 人物風土記
公開日:2026.07.24
湘南ひらつかビーチパーク海水浴場の監視長に就任した 赤川慶さん 平塚市日向岡在住 20歳
来場者守る海のヒーロー
○…8月31日(月)まで開設中の湘南ひらつかビーチパーク海水浴場の監視長を務めている。来場者の安全を守り、ライフセーバーの管理も行う立場に「責任は重い。海水浴場の全体を見て、事故無く帰ってもらえるように」と、決意を語る。
○…平塚市日向岡出身。両親とキャンプに出掛けるなど、自然が好きで外を走り回る活発な少年だった。中学・高校時代は陸上に打ち込む青春を過ごした。中学では走り幅跳びを専門に汗を流し、高校に上がると、400mに挑戦。高校最後の県大会で、記録は9着と悔しくも関東大会進出ラインの8位以内に、あと一歩届かず。陸上で培った体力を生かし、「何かあったら砂浜を全力で走る、ボードも全力で漕ぐ」とビーチを駆ける。
○…母親が二宮の海水浴場でライフセーバーをしていたことから身近に感じ、東海大学体育学部進学後、ライフセービング部に入部。今年6月に行われた「第39回全日本ライフセービング種目別選手権」でビーチの上を走る「ビーチスプリント」で5位になる実力者だ。休日の楽しみはツーリング。運転中に事故を目撃し、「考えるより先に体が動いてた」と、救護にあたったことも。「普段から、困っている人がいると放っておけないタイプなんです」と白い歯を見せる。
○…今年で3年目となるライフセーバー。今シーズンの目標は「無事故で終わること。海は命を失う可能性がある事を忘れてほしくない」と真剣な眼差しで話す。来場者に危ない点を伝え、事前に防ぐのも仕事と意気込む。過去に救助した際、その家族に掛けられた「家族が戻ってきたのはあなたのおかげ」の言葉を胸に、みんなが笑顔で帰るために今日も体を動かす。
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