大磯テニスアカデミーの横山洋一コーチ(38)が、11月28日に決勝戦が行われた秦野市テニス協会主催の「第45回シングルス大会」一般男子の部に初出場して見事、初優勝を飾った。
10月の小田原テニス選手権大会でも一般男子シングルスの頂点に立った横山コーチ。「まさか両方で優勝できるとは。応援に来てくれた生徒たちの期待に応えることができて、ホッとしている」と大会後に心境を語った。大会に向けて練習の時間を増やし、帰宅後の楽しみだった晩酌を控えるなどしながら体を絞ってきた。試合では「スタミナでは若い選手に適わないので、決勝までの試合数と自分の体力の限界を計算しながら、なるべく体力を温存しつつ要衝を押さえる戦い方を心がけた」という。
32人が出場した本戦で横山コーチは「対戦相手の得意としているプレーを出させず、ペースも握らせない」というベテランの技で試合を勝ち進めた。決勝では前年の優勝者と対戦。序盤は極力自分のミスを抑えながらラリーを続けて対戦相手の力量や出方を見極め、ペースを掴ませないままタイミングを見計らって攻勢に転じ、2セットを先取して栄冠を手にした。横山コーチは「次は(新型コロナの影響で来年に延期になった)平塚テニス選手権大会シングルスの部でも優勝を狙いたい」と3冠を目指す。
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