50周年を迎えた大磯町商工会の会長を務める。大和株式会社代表取締役 重田 照夫さん 大磯町在住 68歳
普段は控えめ、仕事は大胆
○…「『これからも地域とともに』という言葉を掲げ、地域の人たちとともに歩み、皆が満足できるサービスが提供できる商工会にしていく」―。先月19日、大磯プリンスホテルを会場に創立50周年記念式典がおこなわれ、出席者を前にさらなる商工会活動の発展に努力していくことを宣言した。「昭和35年から50年、地域の方々と共に歩んできました。今後も共に歩み続けていきたい」と話す。
○…依然、景気は厳しい。「会員のために様々なことに取り組み、実行していかなくてはいけない。また、会員以外の商工業者に対しても、様々な面でお手伝いも必要。物事を進めるにはスピードが要求される。今の時代、スピーディーに確実に実行することが求められている」と一言一句に力を込める。あわせて職員のレベルアップの必要性も。「スペシャリストでなくても良い。しかし、広い見識と誰にでもどこにでも溶け込むことができる人でなくてはいけない」と。情報を大事にする。「物事を進めていくにはいかに正確な情報を集めることができるかがポイント。良い情報が入ってくるためには良い関係作りができないとだめ。人との関係作りはとても大事」と強調する。
○…大磯生まれの大磯育ち。純粋な大磯っ子。性格は「飄々としているかな」と自己分析。前に出てガツガツやるのではなく、一歩引いて主をサポートするタイプという印象。「商工会の仕事はどちらかというと影の仕事。関わる仕事が最終的に成功に結びつけば良いこと。大きく前面に出ておこなう仕事ではないが、それだけに質は大事」と話す。
○…テニス、ゴルフ、ウインドサーフィン、ジャズ鑑賞など趣味は多彩。しかし、身体はだいぶ壊している。「病気とはうまく付き合っているよ」と、明るく語る。その語り口や表情からはそんなことは全く感じさせない。それが氏の持ち味。
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