小田原・箱根・湯河原・真鶴 人物風土記
公開日:2012.10.20
「水のさと かながわ」のロゴマーク、「県産業フェア」のポスターに採用された
下平(しもたい)達朗君
小田原城北工業高校3年 17歳
大きな体の芸術家
○…「県産業フェア」のポスターや尊徳祭のキャラクター、「開成あじさい祭」のうちわなど数々のコンテストにデザインが採用された。同じく受賞した「水のさと かながわ」のロゴマークでは「自然豊かな南足柄で育ったので一層力が入った。受賞できて嬉しい」と振り返る。高校に入って初めて触ったパソコン。不慣れで戸惑うことも多かった。放課後も残って腕を磨き「今では筆で書くよりもパソコンでの作成の方が得意」なのだとか。彼の体験や胸に宿る情熱を形にしていくパートナーだ。
○…生まれた時に4000グラム超。今では186cmの巨漢だ。幼い頃は地元南足柄の自然の中で虫やカエルを追いかけ元気に遊んだ。またアニメの制作会社に勤めていた母親の影響か、絵を描く事も自然と好きになった。中学では2つ上の姉と同じ美術部に在籍し、目標としていた。「今でもたまに絵を描くが追い越せないのが悔しい」と負けず嫌いな一面も覗かせる。
○…小学6年の時に衝撃的な出会いがあった。小さなペットショップの片隅でウーパールーパーを発見した。「なんて可愛いんだ」と思わず衝動買い。可愛がっていたが、修学旅行から帰ってくると死んでいた。「かわいそうな事をした」と話しながら、思い出し思わず涙を流す優しい一面も。今では8代目となるウーパールーパーの他、カエルやフェレットなど色々な小動物に愛情を注ぐ。「特に爬虫類・両生類が好き。餌を食べる時の迫力が凄い」と力説する。家族に何も話さずに買って帰ったら、自分の部屋に入った母の悲鳴が聞こえた事もあったとか。残念ながら家族の理解は深くはないようだ。
○…「下平に任せれば結果を出してくれる」と先生からの信頼も厚い。11月には短期大学推薦の面接を控える。「進学するが、早く働きたい。両親に恩返しがしたい。小中高の先生たちに頑張っていると伝えたい」と希望に胸をときめかす。
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