小田原警察署長に就任した 徳正(とくしょう)厚さん 市内在住 57歳
安心、安全に魂込めて
○…9月5日に署長に就任。約390人の職員を前に、述べた就任あいさつのポイントは「迅速な立ち上がり」「攻める気持ちを忘れない」「心健康・体健康」の3つ。「これまで築いてきた小田原、箱根、湯河原、真鶴の安全、安心に更なる魂を込めるのが、我々の役目」と入署以来38年ぶりとなる小田原への配属に気を引き締める。
○…生まれは山形県。皆で和気あいあいと遊び回り、輪に入れない友達には率先して声をかける優しい少年だった。中学、高校では野球漬けの日々を送り、高校時代はエースで4番。甲子園を目指し、日々白球を追った。「性格は今も変わらないですよ。当時から責任感が強かったのかな」。高校卒業と同時に、「とにかく実家を飛び出したかった」と上京し、神奈川県警に入署。初任地の小田原で、警察官の基礎を学んだ。「お堀端に咲く満開の桜と天守閣の光景には圧倒された」と当時の印象を振り返る。
○…毎朝6時に起床。脳の活性化に最適というクラシックギター演奏が出勤前の日課だ。休日はジョギングに励み、健康増進と合わせて地域の把握を心がける。「勤務地を走ることは新人の頃から続けています。先日は板橋やわんぱくらんどの方面に行きましたよ」。終始崩さない厳しく硬い表情も、2人の孫の話になると、「仕事柄なかなか会えなくて残念ですが、かわいくてね」と途端に優しい祖父の顔に。
○…「犯罪に臆することなく立ち向かおう。俺がついている」とこれまで所属してきた刑事部機動捜査隊や警務課での経験を活かし、管内で増加している振り込め詐欺などの犯罪対策に着手する。「高齢者の多い地域。我々も大きな一手を打たないことには犯罪増加の流れは変わらない。被害を受けた人の不快感や不安を一刻も早く取り除く努力をしていきたい」。「ここが私の原点」という小田原の安全と安心を目指し、スタートを切った。
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神奈川県警察官友の会社会全体の犯罪防止や治安維持に寄与し、民間の力を合わせて警察官を支援 |
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