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万葉倶楽部グループ 至誠一貫で未来を創る
新春インタビュー報徳仕法こそ究極のSDGs(エスディージーズ)温泉キング・万葉倶楽部 高橋弘会長
湯河原で創業し、現在小田原に本社を置く万葉倶楽部株式会社。「都会の温泉郷」として全国各地で親しまれている「万葉の湯」をはじめ、小田原の都市開発や豊洲市場の賑わい創出、郷土の偉人・二宮尊徳の生涯を描いた映画「二宮金次郎」の製作委員会を立ち上げるなど、さらに活躍の幅を広げている。同社の創業者、「温泉キング」こと高橋弘会長に、挑戦への熱意を聞いた。
世界に伝えたい、映画「二宮金次郎」
――昨年公開された映画「二宮金次郎」はすでに延べ5万人以上が鑑賞し、小田原での上映会も大盛況でした。シニアエクゼクティブアドバイザーとして、大活躍されていましたね
「本当に良い映画をつくってくれました。涙を流して感動してくれるお客様の姿をみて、たくさんの人に広めていきたいと思いました。まずは1年間で小田原の30%の人に観てもらいたいです」
――上映機材を運ぶ「金次郎号」もお馴染みになりましたね
「昨年4月の茨城県筑西市での上映会を皮切りに、尊徳ゆかりの栃木県や福島県、五十嵐匠監督の故郷・青森県など全国を走り、上映会を行ってきました。映画館での興行を行わずに上映会にこだわったことで、小田原で14回、小田原以外で76回の上映が叶いました」
――英語と中国語の字幕版も完成しましたね
「報徳訓の中で基本となる至誠は、英語版で『sincerty=真心』と表現されています。尊徳は一貫し、真心をもって人に接しました。一円融合の精神により、人を見捨てたり排除することがなく、その問題解決の仕法はとても平和的です。尊徳は600もの村を改革し、貧困から民を救いました。尊徳の教えに基づく報徳仕法は、まさに現代の国際目標『SDGs』の考え方ではないかと思います。私は戦争がない世界を望みます。この丸い地球に何十億の人間が住んでいるのですから、問題が起こることは防ぎようがありませんが、尊徳の教えが広まれば、世界は平和になると思います」
――映画のバリアフリー化も進めていますね
「目が不自由な人にも親しんでもらえるよう、描写を音声で伝えるスマートフォンの無料アプリ『UD Cast(ユーディキャスト)』にも対応しています。また、今年は企業研修にもご利用いただけるDVDセットを発売します」
小田原駅東口に「ミナカ小田原」がオープン
――小田原駅東口お城通り地区に建設中の再開発ビル「ミナカ小田原」が、今年秋にいよいよオープンしますね
「お城通り地区再開発は小田原市が基本計画を策定して33年。それだけに、待ち望む声を多くいただきました。万葉の湯の原点は、お客様に喜んでもらうことです。パブリックスペースには足湯をつくり、小田原の玄関口にふさわしい、宿場町の風情を感じさせる建物になります。ぜひ、ご期待ください」
――高層棟に新設されるホテル「天成園 小田原駅別館」は、小田原観光の拠点としても期待されますね
「お客様をおもてなしできるよう、広くて上質な客室を提供します。万葉倶楽部グループは箱根湯本 天成園やニューウェルシティ湯河原、熱海温泉ホテル・サンミ倶楽部本館などのホテルを展開しており、そのノウハウを活かし、箱根のゲートウェイとしても新たなお客様の創出を考えています。ミナカの由来は『真ん中(中心)』という意味の古語で、万葉集の中で日本一の霊峰・富士山を表す言葉としても使われています。小田原の新しい中心となり、お客様をまちなかに案内できる施設にしていきたいです」
――豊洲市場の千客万来施設建設、小田原駅西口の新幹線ビル建て替えなど、2020年は事業が本格化しますね
「新しい仕事は誰でも心配ですが、私は決断する度胸と実現させる忍耐力が大事だと思います。景気が良いときも悪いときも、挑戦し続けること。そして、二宮尊徳のように、相手の気持ちや立場を尊重し、真心をもつことです」
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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