湯本富士屋ホテルの総支配人を務める 勝俣 克教さん 小田原市在住 58歳
誠実さと闘魂を込めて
○…箱根で第一線を走る老舗ホテル「湯本富士屋ホテル」。昨年4月、総支配人に就任した。会社の社是『至誠』と向き合い「お客様や取引先、働く仲間に対して誠実であること。そこに本質があるのでは」と長く続く理由に思いを巡らせる。歴代総支配人の1人として役割を全うしようと、数十年先を見据えた落ち着いた眼差し。地域に根を張り、次代につながるホテルを目指す。
○…山梨県の小さなまちに生まれ「放し飼いの犬に追いかけられて」走り回って育った。学生時代はサッカーに熱中。海外の地名や歴史にも詳しくなり視野が広がった。「海外で働ける仕事をしたい」と夢を描き大学で上京。新卒で富士屋ホテルに入社した。言葉通り20代でハワイ、30代でサンフランシスコとグループ会社で経験を積んだ。
○…今は山梨県に家族を残し、単身赴任で小田原に。箱根湯本まで通う毎日。5時起床からの筋トレ、ランニングが日課だ。休日はインターバルダッシュで追い込みをかけ、「50mを7秒で走れるよう精進している」
○…海外経験はその後の仕事観にも影響を与えた。例えば「good citizenship」という言葉に表れる所属コミュニティーへの貢献に力を注ぐ生き方。アメリカの同僚がPTA役員に選ばれず悔しがる姿を見て「なぜ」と不思議に思ったが、「日本の『困ったときはお互い様』にも通じるのでは」と気付きを与えられた。「Don't take it personal」という言葉は心の支えに。会社にはときに厳しい声も届くがそれは個人に向けられた攻撃ではない。タフに乗り越える。中学生からアントニオ猪木のキャッチフレーズ『燃える闘魂』を身近に聞いて育った。「元気があれば何でもできる」と笑い、今日も総支配人としてリングに上がる。
|
|
|
|
|
|
湘南巻き爪矯正院 小田原院無料相談会実施中!神奈川16店舗展開 施術実績41万回超 切らない・痛くない「負担の少ない施術」 |
<PR>