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小田原・箱根・湯河原・真鶴 人物風土記

公開日:2026.09.05

全国大会に出場した小学生ドッジボールチーム「足柄ハリケーン」の監督を務める 湯川 満寿美さん 小田原市矢作在住 36歳

  • 湯川 満寿美さん (写真1)

「小さな積み重ね」を成長へ

 ○…小田原市で唯一の小学生ドッジボールチーム「足柄ハリケーン」の監督に就任して10年。8月に行われた県予選でチームを優勝に導き、24年ぶりとなる全国出場を決めた。就任以来初めてとなる全国に思いがあふれうれし涙がこぼれたという。練習では基礎の徹底から捕って投げるまでのルーティンの定着を図り、試合では選手らへの声掛けなどチームのサポートに尽力する。

 ○…秋田県男鹿市出身。小学生の頃にドッジボールと出会い、他の団体競技とはまた違った「チームとしての在り方、一体感」に魅力を感じ熱中した。中高では陸上部で投てき種目に励みながらも、ドッジボールの試合に審判として年に数回参加するなど競技から離れることはなく、「気づけば投げる競技をやっていた」と苦笑い。

 ○…高校卒業を機に、小田原で就職。選手としての思いが断ち切れずシニアチームで活動を始める中で足柄ハリケーンに出会い、練習に顔を出すように。初めて受け持った子らが大会に出場する際、「子どもたちの夢を間近で応援したい」と強く思うようになった。その後、前任の監督から「足柄の子もドッジも好きな湯川さんなら申し分ない」と太鼓判を押され監督に就任した。

 ○…印象深い教え子は「これまで見てきた全員。みんな他人を思いやれる素直な子たち」と笑顔を見せる。「小さな積み重ねが自信につながってほしい」と何よりも選手たちの成功体験を大事にしている。チームに携わり10年以上になるが、「まだまだ学びの途中」と指導の道に終わりはない。2児の母で、たまの休日には子どもたちの大好きな動物園を目当てに県外まで出掛けることも。監督、母親の二足のわらじを、全力で楽しんでいる。

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