開成あじさい祭で14日、大相撲友綱部屋(東京都墨田区)の魁聖関(27歳・前頭6枚目)との交流イベントが催された。
魁聖関はブラジル出身の日系3世。来日8年目。しこ名の「魁聖一郎」が町名と同じ響きという縁から今年2月に町広報誌の取材を受け、そこから両者の交流が始まった。
町の招待を受けてこの日はじめて開成町を訪れた魁聖関は、あじさい公園の舞台棟に設けられた土俵で地元の子どもたち22人と一人ずつ相撲で対決。子どもたちを持ち上げたり、土俵際で押し出しに耐えてみせたりと会場を盛り上げた。また最後の挑戦者として、町のマスコットキャラクターの「あじさいちゃん」と「しいがしくん」が土俵に上がるサプライズもあった。相撲対決の後にはサイン会が行われ、色紙を手にした来場者が長い列を作った。
交流つづく
魁聖関を祭はっぴ姿で迎えた府川裕一町長は「町の他のイベントに招いたり、逆にこちらから相撲観戦ツアーや稽古場見学を企画させてもらうなど、色々と連携ができるのでは。さらなる活躍を期待しています」と語り、魁聖関は「とても楽しい時間だった。子どもたちが相撲に興味をもってくれて嬉しい。開成町は空気がきれいで住みやすそう。将来はこんな所に住みたい。ぜひまた呼んでください」と笑顔を浮かべていた。
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