南足柄市を中心に活動する陸上競技クラブ「明神クラブ」に所属する佐藤颯(はやて)くん(秦野市立本町小6年)が、8月19日から始まる全国小学生陸上競技交流会全国大会の走り高跳びの部に初めて出場する。
体力づくりを目指し、小学4年生のときにクラブへ入会した佐藤くん。幼稚園の頃から続けていた体操で培った跳躍力を生かして、昨年から走り高跳び競技を始めた。
7月9日にShonanBMWスタジアム平塚で行われた県大会に出場。走り高跳びは、跳躍力だけでなく身長の高さも関係する競技の1つ。佐藤くんの身長は153cmで、小学6年生の平均身長より約10cm高いが、競技者の中では小柄だという。加えて雨が降る悪天候だったが、自己ベストを10センチ更新する1メートル30センチで優勝した。「県大会の出場は2回目でドキドキしたし、雨で寒かったけれど調子は良かった。優勝できて嬉しい」と振り返る。
全国大会に向けて週1回の練習のほか、日頃から縄跳びをしたり天井に向かってジャンプをするなどトレーニングを欠かさない。クラブでコーチを務める父親の正博さんも元陸上選手。家でも、踏み込み方などを教え、佐藤くんをサポートする。
高跳びの魅力は「勝敗が分かりやすいこと。次もまた頑張ろうという気持ちになれる」と佐藤くん。クラブの仲間と練習することが刺激になっているという。 全国大会は日産スタジアム(横浜市)で行われる。明神クラブの代表を務める杉山享三さんは「全国大会は、独特の雰囲気がある。楽しみながら力を発揮してほしい」とエールを送る。佐藤くんの目標は、全国大会で自己ベストを更新すること。「1メートル40センチを跳びたい」と意気込んだ。
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