足柄版 掲載号:2018年1月27日号 エリアトップへ

地域の子どもたちに昔ながらの遊びを伝えている 柳川 幸也さん 南足柄市矢倉沢在住 50歳

掲載号:2018年1月27日号

  • LINE
  • hatena

教育も福祉もみんな一緒

 ○…松田町子どもの館の祭りでコマ回しなど昔ながらの遊びを子どもたちに伝える。子どもの目線と同じ高さにかがみながら、紐の巻き方や回すコツを根気よくできるまで教える。「最初はできなくても子どもは最後までやりきる純朴さがある。一緒の目線に立つことで見えてくる」と声をはずませる。遊びを伝える活動は「時間が許す限り続けたい」と今やライフワークとなった。

 ○…山に囲まれた自然豊かな大井町の山田に生まれた。小学4年生の担任が、子どもの館で館長を務めたこともある故・尾崎忠昭さんだった。「遊びが足らん」と連れ出され野山を駆け回ったのが良い思い出。土曜日の午後は先生と子どもたちが集まり、メンコやベーゴマなどで遊んだ。その外遊びは1979年に大井町を拠点に発足した「あしがらあそびの学校」に引き継がれ、40年近く経った今も地域に根付き、そこで今度は伝える側としての使命を担っている。

 ○…高校を卒業すると家業の左官業を継ごうと働き始めたが、恩師が関わる障害者の地域作業所に足を運ぶなかで障害の有無に関わらず人との縁をつくる福祉の仕事に魅力を感じ、20代の頃に職員となった。2011年に上郡5町の地域作業所が統合してNPO法人「KOMNY」になり、現在は大井町の事業所「ほほえみ」で所長を務める。教育や福祉といった分野の「垣根を作らず」皆の居場所が増えることが願いでもある。

 ○…13年前、奥さんの実家がある矢倉沢に引越しした。「やらないよりやったほうがいい」がモットーで、北足柄小のPTA会長や地域おこしにも参加。「今では奥さんよりも名が通っているかも」と笑う。矢倉沢も山田も「自然が多く人が優しい風土」という。ざる菊まつりではあそびの学校のメンバーが舞を披露するなど足柄平野を横断する交流も生まれた。これからも繋がりを大切にしたいと考えている。

足柄版の人物風土記最新6

瀧本 正一さん

南足柄市消防団の団長に就任した

瀧本 正一さん

南足柄市塚原在住 60歳

5月21日号

山室 徹さん

松田町自然館の館長に就任した

山室 徹さん

小田原市在住 73歳

5月14日号

浜田 俊之さん

山北町立山北診療所長兼医師を務める

浜田 俊之さん

山北町在住 61歳

5月7日号

矢藤 慎一さん

立花学園高等学校の学校長に就任した

矢藤 慎一さん

南足柄市在住 55歳

4月30日号

荒井 範郎さん

4月1日付で神奈川県県西地域県政総合センター所長に就任した

荒井 範郎さん

横浜市在住 58歳

4月23日号

根本 秀嗣さん

NPO法人仂(ろく)の代表理事

根本 秀嗣さん

松田町寄在住 47歳

4月16日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月14日0:00更新

  • 5月7日0:00更新

  • 4月30日0:00更新

足柄版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

足柄版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2022年5月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook