南足柄市怒田の福沢神社で5日、1726年から続く例大祭(文命祭)があり参拝客で賑わった。
福沢神社は、江戸幕府の指示で酒匂川の治水工事を担った田中丘隅が堤防の完成にあたり中国の治水神「禹」を鎮護のためにまつったのが始まり。明治時代に旧福沢村の十一社と合祀して福沢神社となった。
2009年に地元の旧家で発見された麻製ののぼり旗が初めて披露されたこともあり、今年は例年の倍にあたる1250人が参拝した。江戸時代の古文書には、田中丘隅から文命と書かれた2本の旗を地元に下賜された、との内容が記されている。
この旗が当時から現存するものかにも関心が集まっているため、総代会では発見されたのぼり旗の鑑定を専門機関に依頼することにしている。
祭礼には旭丘高校相撲部も参加した。
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