足柄地方安全運転管理者会の創立50周年式典が11月18日、あしがら勤労者いこいの村で開催された。同会の役員をはじめ、1市5町の首長や近隣会などの来賓も多く駆け付け祝福した。功労者への感謝状贈呈も。
あいさつに立った山本健一会長は「1969年5月の発足から今年の5月でちょうど50周年となりました。これも警察、行政、関係団体のみなさんのおかげ。感無量です」と話した。
同会の主な取り組みは、毎年4月18日に山北町香集寺で行う交通事故犠牲者供養と交通安全祈願祭。1989年から毎年行われており、1993年には同地に観音像が建立され、これまでに201人を供養してきた。こうした活動が続けられているのは、神奈川県内ではここだけだという。
また、管内の重大事故発生地点には赤色回転灯を設置。点検・整備・清掃活動に尽力している。山本会長は「交通事故死者が減ってきたのは事実。でも私たちは交通事故死者を無くしたい。これは先輩たちの頃から同じ思い」と話す。来賓のあいさつに立った松田警察署の中田好一署長は「この50年で交通事故死者数が激減している。これは同会の様々な取り組みのおかげ。今後も全力で事故防止活動にあたっていく」と話した。
同会は、11月21日には神奈川県公安委員会からの表彰を受けた。
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