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足柄版 公開:2019年11月30日 エリアトップへ

山北町で新たな定住対策 水上住宅基本構想を発表

経済

公開:2019年11月30日

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山北駅北側定住促進住宅に次ぐPFI方式で
山北駅北側定住促進住宅に次ぐPFI方式で

 山北町が新たな定住対策の取り組みの一環として検討を進めている水上地区の町営住宅の整備に向けて11月26日、官民連携による新たな定住環境の整備の可能性を探ろうとセミナーを開催した。その場で同地区整備の基本構想が発表された。

 水上地区町営住宅は、JR御殿場線東山北駅から徒歩10分ほどの尺里川沿い、向原190地点の4000平方メートルを整備する。

 基本コンセプトは「緑と清流に寄り添うアウトドアライフ体感住宅の整備」で、ターゲットは若者・子育て世代。山北町のこれからを担っていく世代に、賃貸住宅から定住へと促し、定住人口増加を目指す。同時に道路ネットワークの強化も行う。

 戸数は20〜40戸程度を想定し、1LDK〜3LDK、50〜80平方メートル程度を予定。木材の活用による温かみのある仕上げなど、山北ならではのライフスタイルを感じられる機能を検討する。

 1世帯1〜2台分の駐車場を確保。コミュニティスペースを確保し、周辺住民との交流も容易に実現できる空間をつくる。

 整備にあたっては、国庫導入を図るため地域優良賃貸住宅制度の活用を基本とし、行政負担も含む事業性と民意の創意工夫の可能性を鑑み6つの手法を検討。その結果、PFI方式の検討を推進することになった。

 当日は企業・法人数社が参加。NPO法人全国地域PFI協会理事長の伊庭良知氏が講演するなど、有意義な場となった。

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