慶應義塾大学理工学部ホルヘ・アルマザン研究室のメンバーらが10月18・19日、南足柄市内の竹材を使った移動式建築物「まちサロン」の製作に挑戦した。
同研究室では地域活性化を目的に住民が気軽に集い、会話ができる「コミュニティガーデン」を作る試みを進めており、同市もそれに協力中。今回はその実証実験の一部として、効果や課題を検証するもの。
使った竹材は30〜40本。今回は実験でもあり、平面からの立ち上げにはおよそ半日を要したが、低コストと簡単な移動・設置を標ぼうする中で、加工のしやすさや強度、弾力、重さなどは他の素材に比べ優位性があることが確認された。
中心となった茨木亮太さんは「手作りならではのぬくもりの可能性を感じた」、ピネダ・アレハンドロさんは「挑戦することで良いところ、悪いところが見えた。地域との交流も生まれよかった」、西片万葉さんは「地域の方と協力して組み立てできるよう、もう少し簡単にできる構造を検討する必要がある」とそれぞれ振り返った。
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