南足柄市で小学4年生を対象にしたオンライン社会見学がこのほど、廃棄物処理などを手掛ける、あしがら環境保全(株)の協力で行われた。
この取り組みは、ごみ処理やリサイクルについて子どもたちの理解を深め、環境を大切にする意識を育みたいと、同社の発案で昨年初めて実施。2年目となった今年も、加藤健友専務が進行役を務め、地域で廃棄されたペットボトルなどを圧縮、梱包する様子をカメラで撮影し、学校の教室にいる児童たちに映像で配信した。
学校ごとに別々の日に行われ、9月30日には福沢小学校の児童を対象に実施された。子どもたちは映像を興味深げに見入り「リサイクルできないごみはどう処理するんですか」など、次々と質問をぶつけていた。加藤専務は「児童たちには、ペットボトルはラベルをはがし、キャップを外して捨てる習慣を身に付けてほしい」と話した。
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