社会福祉法人足柄福祉会(桜井靖矩理事長)が建設を進めていた特別養護老人ホーム「草の家ひだまり」(南足柄市班目460)がこのほど完成し、3月5日に同所で開所式が開かれた。
この日は関係者ら65人が出席し、完成を祝った。式典で桜井理事長は「さまざまな困難・問題が山積する中、一度は断念しかけましたが市や関係機関をはじめ地域の皆さま方のご協力により、本日を迎えることができました。引き続き地域高齢者福祉の向上にまい進したい」と挨拶した。
草の家ひだまりの居室は大きな窓を採用した明るい7・4帖の空間からなる。全40室のユニット型個室で、設計の段階から同会の職員が入り、現場目線で入所者の利用しやすさと介護のしやすさを追求した。また、きらびやかな内外装を省くことで、入居者負担も抑えているという。
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