足柄 社会
公開日:2026.11.07
大井町が「令和8年度全国学力・学習状況調査」の結果の傾向と分析を発表
大井町は11月1日、今年4月に小学6年生と中学3年生を対象に実施された「令和8年度全国学力・学習状況調査」の結果の傾向と分析について発表した。
調査は、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施設の成果と課題を検証し、その改善を図ることが目的。今年度は教科に関する調査(国語、算数・数学)、英語(中学校のみ)と質問調査が実施され、大井町では小学117人、中学生136人、計253人が対象だった。
県の平均正答率との比較に基づく全体的な傾向は小学校の国語・算数は「やや低い」、中学校の国語・数学・英語は、「ほぼ同程度」だった。
県平均正答率との比較で顕著だった項目を見ると、小学校の国語では【1】相手に伝わるように、理由や事例などを挙げながら、話の中心が明確になるよう話の構成を考えることができる【2】資料を活用するなどして、自分の考えが伝わるように表現を工夫することができる【3】文章を読んで理解したことに基づいて、自分の考えをまとめることができるといった、話すこと・聞くことの領域は正答率が高った。
一方で【1】比喩や反復などの表現の工夫に気付くことができる。学年別漢字配当表に示されている漢字を文の中で正しく使うことができる【2】考えとそれを支える理由や事例など情報と情報との関係について理解することができる【3】筋道の通った文章となるように、文章全体の構成や展開を考えることができるといった領域は正答率が低かった。
質問調査ではSNSや動画視聴時間、勉強時間、読書時間、自己肯定感、ICTの使用頻度に関する項目が問われた。
【1】人が困っているときは、進んで助けていますか【2】いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思いますかといった質問では肯定的回答が大多数を占め、町は道徳教育の成果が表れていると分析する。
課題としては【1】算数の勉強は得意ですかの問いに肯定的回答は約50%で、算数の学びが具体的操作や視覚的イメージを伴わないまま抽象的な学習に進んでいる可能性があるとした。また、動画視聴時間も長く試聴している児童が増えており、勉強・読書時間の減少が見られたという。
このほかの教科分析、中学生の調査結果など詳細は町ホームページ。
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