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公開日:2011.07.21
女子やり投げ
山内愛さんが世界を経験
各国の強豪相手に決勝進出
渋沢中学出身の山内愛さん(小田原城北工業高校/建設科2年)がフランスで開催された『第9回世界ユース陸上競技選手権大会』に、やり投げの日本代表として出場した。上位入賞はならなかったが、気持ちを切り替え、8月のインターハイへ向けて練習に励む。
同大会は、7月6日から10日にフランスのリールで行われた。どんな試合でもほとんど緊張しないという山内さんは、初めての海外大会にも関わらず「楽しかった」と振り返る。世界各国から32人の強豪が集まり競われたやり投げ。山内さんは47m93を投げ、決勝へと駒を進めた。12人で争った決勝では42m96と満足のいく結果が出せなかったが、「くやしいという気持ちは無かった」という。自己ベストの51m68ほどの記録を出したとしても、同大会では4〜5位だった。1位選手(ドイツ)は59mを飛ばしていた。「びっくりした。世界レベルを間近で見て刺激を受けた」という山内さんは、持ち前のハートの強さですぐに次大会へと気持ちを切り替えた。
13日に帰国し、2日後の15日と16日には『西相地区夏期陸上競技大会』に投てき3種目で出場。時差ぼけや疲れ等からか、県高校記録を保持する山内さんからは考えられない散々な結果に。「くやしかった」というが、同大会が終わり陸上部の3年生が引退した今、新キャプテンとして落ち込んでいる暇はない。
8月3日(水)から7日(日)に岩手県で行われるインターハイには、投てき3種目で出場が決まっている。目標はやり投げで「自己ベストを更新しての優勝」。さらに円盤投げと砲丸投げでも入賞を目指す。
「練習は夕方3時間と土曜の半日」と言うように、無理をせずに楽しみながら練習を行うことが記録を伸ばす秘訣という。「”優勝”して部員から”かっこいいキャプテン”と思われたい」と、目標に向かって静かな闘志を燃やす。
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