秦野版 掲載号:2012年9月20日号
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佐々木茂良さん(堀西在住) 富士山登頂1000回 初挑戦から8年余で達成

富士山登頂1000回を達成した佐々木茂良さん
富士山登頂1000回を達成した佐々木茂良さん

 佐々木茂良さん(堀西在住・72)が8月11日、富士山(3776メートル)の登頂1000回を達成した。佐々木さんは「あくまで通過点」として、現在も富士山頂を目指し、足を進めている。

 毎日のように富士山に登っている佐々木さんは、達成日当日もいつも通り朝7時、自家用車で自宅を出発した。富士宮ルートの5合目駐車場で、この日のために佐々木さんの出身地の岩手県から駆けつけたという友人や登山仲間ら約30人と合流し、頂を目指した。

 3時間ほどでたどり着いた頂上では、お茶で祝杯をあげた。「1000回を目指して登っていたわけじゃないけど、とうとうここまできたか、と感慨深かった。良くやったと自分をほめてあげたい」と振り返る。

 中学校等の教諭を経て、鎌倉や小田原等4校の県立養護学校の校長を務めていた佐々木さん。2001年に定年退職するまで登山とは無縁の生活を送っていた。

 「60歳を過ぎて、体力の低下や気持ちの衰えなんかに漠然とした不安を感じていた」という。体力作りもかねて、箱根の金時山に週3〜4回登るようになった。山から見える富士山の美しさに心惹かれた。富士登山に初めてチャレンジしたのは、2004年6月、63歳の時だった。初めて足を踏み入れた霊峰富士。登頂の自信はあったというが、「やはり違った」と言う。ペース配分がうまくいかず、8合目あたりを過ぎた頃に頭痛を感じた。「今思うと、軽い高山病だったのかな」。重い体を引きずりながら、4時間半かけて頂上へ。疲れはいっきに吹き飛んだ。「日本で一番天空に近い場所に自分の足で立っていることに感激した」と目を輝かせながら当時を振り返る。

 初登頂から8年余、年間平均120回というペースで登頂を続け、9月17日現在、1024回の登頂を数える。「何をやるにも遅すぎることはないと伝えたい。米寿まで登りたい。登る意欲を持ち続けたい」。日本アルプスへの登山も計画している。挑戦はまだまだ終わらない。
 

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