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秦野 社会

公開日:2012.11.08

農産物の特徴POP(ポップ)で
ふるさと公園内の直売所

  • 売場のPOP広告

  • 利用者に商品説明をする鈴木会長(左)

 本日のおすすめの文字の下に「里芋 煮物に美味しい」、新商品の味美菜(つけな)には「チンゲンサイとコマツナの両方の性質をもつ」



 田原ふるさと公園(東田原)にある東地区農産物直売センターの農産物には、10月から生産者の顔写真とひと言が入ったPOP広告が付けられている。



 同センターを運営する東地区農産物直売研究会(鈴木邦夫会長・会員78人)では今年8月、外部の視点で売場を評価してもらおうと、市食生活改善推進団体による抜き打ちチェックを受け商品の陳列方法についてアドバイスを受けた。



 POP広告は、その際に「レシピや特徴、生産者の顔写真なども添えてみては」という指摘があったことから、さっそく主力商品で実践したものだ。



 11月4日には同公園で収穫祭が開催され、直売センターにも市内外から多くの人が訪れた。市内在住の男性客は、野菜を手に取りながら「(生産者の)顔が分かると実際に会ったことが無くても親しみがわきます」などと話した。



 鈴木会長は「初めて見る野菜でも適した調理法が分かって買いやすいといった声をいただいています」と広告の手ごたえと、今後も売場の工夫を継続していきたいという考えを述べた。

 

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