カルチャーパーク 再編整備を進行中 2015年度完成目指す
市は2010年に策定した「カルチャーパーク再編整備構想」に基づき、2015年度を目途に中央運動公園周辺一帯を整備している。その一環で、文化会館東側に大型バスにも対応した駐車場がこのほど完成。また、中央運動公園内のピクニック広場も整備され利用できるようになった。駐車場、ピクニック広場の工事費は合わせて約1億8700万円。
カルチャーパークとは、中央運動公園、総合体育館、市立図書館、中央こども公園、文化会館、みずなし川緑地などで構成される秦野の文化・スポーツ・レクリエーションの拠点。1972年の野球場完成により開園し、全ての施設の有料利用者だけでも年間95万人以上いるという。
完成した駐車場は、全部で178台の駐車が可能。大型バスも8台分停められるなど、多く来場者が見込まれるイベントや、各種大会がカルチャーパーク内で開催されても対応できるように設計されている。
ピクニック広場は中央に芝生を配置し、その外周にテーブルセット3基、ベンチ5基、水飲み場2基などを設置。また、園路にはスロープや手すりも設置され、バリアフリー化された。なお、中央の芝生は現在育成中のため、立ち入りができるのは7月下旬頃を予定している。
パサデナ通り園路化のため封鎖へ
今後の整備は順次進められる。今年度中に文化会館、市立図書館、総合体育館周辺の改修工事を予定。また、文化会館と陸上競技場や、庭球場の間を通る商工会議所までの市道83号線(通称/パサデナ通り)は、遅くとも2014年1月までに通行止めにし、公園の園路として整備するという。
2014年度には陸上競技場、庭球場周辺とパサデナ通り、2015年度には公園北側駐車場の多目的広場を含む一帯と野球場周辺を整備予定。
市公園課は「2015年度には全体の整備が完了するように目指していきたい」と話した。
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