2月8日から9日にかけて降り続いた雪は秦野市内にも様々な影響を及ぼした。大雪が原因とされる救急搬送は9件報告され、市内の道路では、一部通行止めや通行困難となった場所もあった。
大雪が原因の救急搬送については、転倒による打撲や出血が7件報告された。ほかにも「歩行中に動けなくなった」や、「雪に埋もれ動けなくなった」などで2件報告されている。年齢層は様々だが、10代は1人で、40〜70代が多かった。いずれも重傷には至っていないという。
市内の道路では、県道70号秦野清川線が蓑毛付近で通行止めになったほか、北地区などを中心に各地で道路が雪で塞がれ、自動車などの通行が困難となった。除雪作業は幹線道路から進められ、県道は県が除雪車で、市道やその周辺の道路などは、市職員が9日からスコップなどで行った。
大雪が原因とみられる事故に関しては、2月10日までの3日間、立ち往生以外に報告はなかった。秦野警察署は「自家用車で外出した人が少なかったためでは」とみている。建物については、古い木造の車庫が壊れる、雪に伴う強風で屋根がはがれるなどの被害が発生した。
9日以降、降り積もった雪はすぐには溶けず道路に残った。市教育委員会は「登園・登校する園児や児童の安全に支障がある」と判断し、2月10日(月)に北小学校と北幼稚園を休校・休園とし、そのほか市内3カ所で始業時間を延期した。
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