老朽化が進んでいた秦野球場の電光掲示板が、改修されることが決まった。スコアボード、バックスクリーン、打順表示板などが新しくなる。改修工事期間は2014年12月から2015年5月末予定で、高校野球の夏の県大会前に完成させる計画だ。
秦野市は、9月補正予算に改修事業費1億1300万円を計上、次年度にも約8680万円の費用を見込んでいる。
秦野球場は1972年にオープンし、電光掲示板は1987年に設置された。
スコアボードは設計上1イニングの2桁得点が表示できず、チーム合計得点の表示も19点までなど制限があった。打順表示板も、これまでは選手交代のたびに手作業でパネルを差し替えていた。
高校野球神奈川県大会の試合会場で、打順表示が電光掲示板でないのは秦野球場を含めて数カ所で、秦野市野球連盟などからも改修の要望が寄せられていたという。
設置予定のスコアボード・打順表示板では、「LED付磁気反転方式」を採用。白と黒の小さなドットを磁気で反転しコントラストで文字を表示する方式で、画数の多い漢字や2桁の数字も表示が可能だ。
ドットを反転させる時だけしか電力を使わない、省エネタイプという点も特徴だという。夜間は、ドットに組み込まれたオレンジ色のLEDを点灯する。
また、近年普及しているボール、ストライクの順にコールする審判の国際慣習に合せ、SBOランプもBSOの順に変更。色落ちや破損が目立っていたラバーフェンスも新調する計画だ。
工事にともない、12月中旬から5月末まで、野球場は利用できなくなる。
市スポーツ振興課では、「選手名の表示が容易になるので、少年野球大会の決勝戦などで利用してもらえると選手たちにも良い思い出になるのでは」と、利用が広がることに期待を寄せた。利用料金について、「改定する方向で検討を進めたい」と話している。
|
<PR>
秦野版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
<PR>