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公開日:2015.02.21

モンゴルから感謝の盾
昨年の救急車寄贈に対し

  • 贈られた高規格救急車

  • 横綱から市長へ盾が贈られた

 秦野市が運用を終えた高規格救急車1台をモンゴル国ウランバートル市の産婦人科病院へ寄贈したことに伴い、同病院から感謝の盾が贈呈された。2月3日秦野市を訪れたモンゴル出身の横綱・日馬富士から古谷義幸市長へ、盾が手渡された。

 今回モンゴルに寄贈した救急車は2003年登録のトヨタグランビアをベースにした、高規格救急車。秦野市では、救急車は登録されて10年経過するか、6年以上経過して走行距離15万Kmを超えた車両を交代するという基準で運用しており、同車両は役目を終えていた。

 名付け親が出雲大社相模分祠の草山清和宮司であり、秦野市と縁のある横綱・日馬富士と、モンゴルの医療支援を行っているNPO法人「ハートセービングプロジェクト」を介してウランバートル市の第2産科病院から寄贈依頼があったことなどから実現。昨年10月に総合体育館で開催された大相撲秦野場所で贈呈式が開催された。これに対して今年2月3日、同神社の節分祭に出席した横綱・日馬富士が、病院から贈られた盾を古谷市長に手渡した。

 この救急車は、大相撲秦野場所の収益をもとに、勧進元の出雲大社相模分祠が負担して運送され、新たに同国で活躍している。古谷義幸市長は「モンゴルの母子の健康に貢献し、市民の皆様に喜ばれることは大変うれしい」と話す。

 秦野市では2002年度から廃車車両の処分方法のひとつとして、秦野名水ロータリークラブなどからの依頼をもとに海外へ消防車両などを寄贈してきた。今回の車両は13台目の寄贈。

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