設立30周年を迎えた「秦野地区警察官友の会」会長 内藤 優(まさる)さん 三宝商事(株)代表取締役社長 79歳
立ち止まらず、常に前進
○…警察官に対する支援や激励、警察活動への助成等を行っている「秦野地区警察官友の会」。30年前の設立当時から会員として活動し、昨年4月に会長に就任。103人の会員らと共に警察官のバックアップをしていく。「安心して暮らしていけるのは署員の尽力のおかげ。これからも力添えしていきたい」。真っ直ぐ前を見据え力強く語る。
○…8人兄弟の7番目として秦野市に生まれ育つ。秦野高校を卒業し神奈川県庁に就職。また、働きながら明治大学を卒業。忙しさにくじけそうになるたび喝を入れてくれた同期とは今でも絆が固く、毎年クラス会を欠かさない。大秦野カントリークラブで毎月ゴルフ大会も開いているといい、「スコアは決して良くはないけど、皆に会えるからね。人生を振り返ると、本当に仲間に恵まれたと思うよ」と目じりを下げる。
○…水無川沿いに社屋を構える三宝商事(株)の代表取締役社長を務める。同社の前身の三宝不動産を兄弟が設立する際、社名を一緒に考え、毛利元就の故事で有名な「三本の矢」と財産を扱う職にちなみ「三宝」と名づけた。その後、県庁を退職。1967年から三宝商事の代表として歩み始めた。様々な商工団体の会長や顧問を歴任し、商工業の発展に寄与したと2003年に藍綬褒章を受章。現在も10以上の団体に所属し、忙しい日々を送る。「実は兄弟は全員他界している。皆の分まで元気よく長生きしないといけないからね」。見守ってくれている兄弟の存在が力の源だ。
○…夢がある。全国の八重桜の塩漬けの原料の約78%は秦野産といわれる。この桜をもっと観賞用に広めたいと、約20年前から所属する秦野ロータリークラブのメンバーと今泉名水桜公園や震生湖、田原ふるさと公園などに植樹を行ってきた。その数300本以上。「将来秦野市が全国一の八重桜のまちとして知られるようにしたい」。夢の実現へ向け、これからも邁進していく。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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