秦野版 掲載号:2015年12月19日号
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くずはの家 光るミミズ発見 市内で初めて確認

社会

高橋所長が撮影したホタルミミズ
高橋所長が撮影したホタルミミズ

 自然観察施設くずはの家(秦野市曽屋1137)の高橋孝洋所長が11月30日、同施設内駐車場の隅で、淡い緑色に発光する「ホタルミミズ」を初めて発見した。市内で同生物が確認されたのは初めて。

 ホタルミミズは1934年に大磯町で初めて確認されて以後、70年間で20件ほどしか発見されておらず、「幻の光るミミズ」だった。しかし、近年は全国で発見の報告があり、身近な生物になっていったという。

 実は、高橋所長も約10年前に金目親水公園(平塚市)で偶然見つけたことがあったという。しかし、その後は1度も姿を見ることは無かった。

園内に数千匹生息の可能性

 同施設では、様々な情報を発信するため毎月「葛葉川ふるさと峡谷だより」を発行している。その12月号のネタを探すため、高橋所長とスタッフが園内を散策中に「発光生物」の話になり、ホタルミミズについて高橋所長が説明して「まさかいるわけないよね」と生息地に似た場所をスコップで掘ったところ、小さなミミズが出てきた。

 施設の小屋裏の戸を閉め室内を暗くし、ミミズに刺激を与えると淡い緑色に発光。10年ぶりの再会に高橋所長は「びっくりした。まさに灯台下暗しの発見だった」と興奮気味に話した。

 発見したホタルミミズは、伸びた状態で長さ3cm、胴回り1ミリの小さなミミズ。刺激を与えると、お尻の辺りから黄緑色に光る発光粘液を出す。小さな粒状のふんが特徴で、その塊の下に生息していることが多く、高橋所長が目視でふんを確認したところ、「おそらく園内に数千匹いる」ことが分かった。これまで発見例が少なく、その生態はあまり知られていない。

 同施設内にいる発光生物はこれまでホタル科の昆虫だけだったといい、高橋所長は「新しい仲間ができて嬉しい。皆さんもホタルミミズを探して発光を見てみませんか」と話している。
 

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