熱心に説明を聞く来場者の姿（11月1日）
現在改修工事が進む定住化促進住宅「ミライエ秦野」の入居募集が11月１日から始まった。秦野市には事前に25件ほどの問い合わせがあり、初日には12組が来場、10組の申し込みがあった。
「ミライエ秦野」は、秦野市への定住化を促進させることを目的に、秦野市が日産車体の社宅として利用されていた建物を購入したもので、現在改装工事が進められている。
全57戸で１戸のあたりの面積はおよそ40平方メートル。定住化を促進するため同建物に入居期間中に秦野市内に住宅を購入すると、住宅購入費用として、入居していた月数に１万円を掛けた額の助成金が受けられる。入居期間は最長５年間（60カ月）なので、助成金は最大60万円になる。市は「公共交通の利便性が高く、はだのカルチャーパークに隣接しているなど、住環境の整った好立地を生かして、若者夫婦や子育て夫婦が秦野市に定住する足がかりにして欲しい」と期待を寄せる。
11月１日から募集が開始され、初日には12組が受付事務所に来場し、10組が申し込みした。結婚を控え新居を探しているという来場者の女性は「自分も（結婚する）相手も秦野育ち。いつかは地元にマイホームを構えたい」と話す。
部屋はすべて１ＤＫだが、ライフスタイルに合わせやすいよう、４つのタイプを設けた。各部屋にはエアコンと温水洗浄便座が備え付けられている。先着順で希望の部屋を申し込むことができる。同建物にはモデルルームとして、市内に店舗を構える「東京インテリア」と「無印良品」が、ベッドやダイニングテーブル、照明関係など、それぞれ自社で販売している商品を使ってコーディネートした部屋が各１部屋あり、入居希望者が暮らしをイメージしやすいよう工夫されている。
入居資格など、詳細に関する問い合わせは市建築住宅課【電話】０４６３・８２・９６４２へ。
東京インテリアがコーディネートしたモデルルーム
|
秦野版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
＜PR＞
