県立秦野曽屋高校(関野浩子校長・生徒数826人)が今年で創立30周年を迎えた。11月17日(木)には秦野市文化会館で記念式典が行われる。
同校は、1973(昭和48)年度から県が進めてきた「高校100校新設計画」の最終校5校のうち「秦野伊勢原方面校(仮称)」として設置準備が行われた。同計画の最終年度にあたる1987(昭和62)年1月に設立告示がなされ、同年4月に開校。男子221人、女子185人の計406人が入学し、1学年のみでスタートした。開校当初はグラウンドが未完成だったため、体育祭の前身となる体育大会は秦野市中央運動公園(現カルチャーパーク)の陸上競技場を使用して行われたという。
1989(平成元)年3月、校舎が落成。校歌もこの時に制定された。同年4月には3学年が揃い、10月に同校の文化祭である「第1回青陵祭」を開催。当時のエピソードとして『創立10周年記念誌』には「3学年揃ったら公開の文化祭をやるから、それまで我慢してほしい」と生徒を納得させ、初年度は校内発表を実施。全学年が揃った2年後、『だれもがこの瞬間を待っていた』というサブタイトルとともに「第1回青陵祭」が開かれ、大いに盛り上がった、という寄稿が寄せられている。
1990(平成2)年3月に第1回卒業式が行われ、以来、8000人を超える卒業生を送り出してきた同校。「克己」を校訓に掲げ、「人格の陶冶」「学力の充実」「体力の向上」を推進し、人や自然に温かく接する心や困難に打ち克つ不屈の精神を持つ、社会に有為な人材を育むことをめざした教育活動が行われてきた。
11月17日に行われる記念式典には生徒や教職員、関係者らが出席。式典後には記念行事としてコンサートステージ「地球のステージ」が行われる予定だ。
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