神奈川県高等学校駅伝競走大会が11月5日、山北町の丹沢湖周回コースで行われ、県立秦野高校陸上部(湯山秀史顧問・53人)が男子と女子それぞれで4位に入賞した。11月19日(土)に群馬県で開かれる関東大会に出場する。
県大会は男子が69回、女子が33回目の開催。上位6チームが関東大会への出場権を獲得できる。
昨年県大会で5位、関東で21位の成績を残した女子チームは、唯一の3年生でキャプテンの柏木愛子選手が、1年生から毎年県大会に出場してきた経験を活かし、1・2年生をまとめる。
49チームが出場した県大会では、1区目の10位から徐々に順位を上げ、最終5区の柏木選手が4位でゴール。1時間13分40秒というタイムを受け、柏木選手は「どんな状態でもチームの力を発揮できるように1年かけて準備してきた。関東ではこのタイムを超えたい」と抱負を語った。
3位と1秒差
3年生が中核を担う男子チームは県1位を目標に掲げ、12年ぶりの関東大会に照準を合わせてきた。
69チームが参加した県大会、1区の斎藤俊輔選手(2年)が好走を見せ3位で襷を渡すと、2区以降も3〜4位をキープ。最終7区では横浜市の新栄高校と競り、1秒差で3位の座を譲るも、見事関東への切符を手にした(2時間14分56秒)。
湯山顧問は「全員が力を出し切った結果。3年生の思いが形になった」。大野桂嗣キャプテン(3年)は「1区のアドバンテージがなくても良い結果が出せるよう、残りの時間で底上げしていきたい」と話した。
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