40周年記念演奏会を行うおおねコールの団員
女声合唱団「おおねコール」が11月20日（日）、結成40周年記念コンサート「花に、風に…」を秦野市文化会館小ホールで開催する。主催はおおねコール、後援は市教育委員会、市合唱連盟。
おおねコール（松山玲子団長、団員24人）は１９７６年、おおね台団地自治会婦人会メンバーの有志で結成。当時はメンバーも少なく、ピアノのある会員の自宅を行き来しながら練習を行っていたという。
発足当時の名前は「大根（おおね）コール」。結成約３年後に秦野市が主催する音楽祭で初ステージを披露し、その歌声のファンを増やしていった。徐々にメンバーも増え、手狭になった練習場所を大根公民館に変更し、10年の節目では、初の主催コンサートを実施した。
名前が知れ渡り、様々な演奏会に顔を出すようになると、その名前がメンバーを悩ます種に。「大根」を「だいこん」と発音される事が多々あったという。そこで、約10年前に「おおねコール」と名称変更した。
とにかく団員間の仲が良いおおねコール。各々の声質を認め合い、資金集めのための活動、時には一緒に旅行を楽しむ間柄という。「みんな家族ですね。信頼しているからこそ歌声が共鳴し合い、響いていく。胸の奥にこだまする歌声を楽しんで頂きたい。心を込めて歌います」と松山団長は笑顔で話した。
当日は３部構成で披露。日本の新しい抒情歌やワルツなど、「花に、風に…」のテーマのもと風の色を感じ取ってもらえるようなステージを目指す。
午後２時開演。入場無料。
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