受賞作「楽しいルール みんなのリサイクル」
２０１６年度かながわ環境ポスター・標語コンクールの一つとして実施された「かながわゴミゼロクリーンポスターコンクール」の小学生高学年の部で、秦野市立末広小学校の前原睦穂（むつほ）さん（６年）が最優秀賞を受賞した。昨年12月３日には県立地域市民かながわプラザ（横浜市）で表彰式が行われ、前原さんは表彰状を受け取った。
かながわゴミゼロクリーンポスターコンクールのテーマは、ごみの散乱防止または３Ｒ（リデュース、リユース、リサイクル）の意識を高めるもの。今年度は計５５９人が応募し、前原さんは小学生高学年２２９人の中から選ばれた。
前原さんの受賞作のタイトルは、「楽しいルール みんなのリサイクル」。大きな木や小川がある広場に、「Ｒ」の文字が書かれたごみの分別ボックスや収集車、笑顔の人々が描かれている。四つ切サイズの画用紙に、街の人が楽しみながら３Ｒに取り組む様子を表現した。
画用紙の中でひときわ目立っている「リサイクル」の文字は、審査員にも評価されたという。前原さんは完成した作品を見て、「カラフルな色合いで描きました。特に『リサイクル』のオレンジ色が際立っていて、上手に仕上げることができたと思います」とにっこり。広場を上から覗き込んだような構図で、手前から奥までしっかりと描くことができたところも気に入っているポイントだ。
普段から絵を描くのが好きで、折り紙やメモ帳などにイラストを描いているという前原さん。同コンクールには夏休みの宿題として応募。４年生の頃から絵画教室にも通っており、受賞作は５日程で仕上げた。
受賞の連絡は学校からの電話だった。「本当!?」と受話器を持ったまま叫ぶほど驚いたという。家族や担任教諭など周りの人々からも喜ばれ、表彰式には家族みんなで出席した。
母の文子さんは「好きなもので賞という結果を残すことができ、いい記念になりました。とても励みになると思うので、これからもいい絵を描いてもらいたいです」と喜んだ。
前原さんは「嬉しかった。これからも色々な絵を描いてみたいです」と笑顔で話した。
かながわ環境ポスター・標語コンクールは、神奈川県が地域環境保全や環境美化、野生鳥類保護などの意識を持ってもらうことを目的に開催されている。対象は、県内に在学する小学生から高校生。
表彰状を手に笑顔を見せる前原さん
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281／そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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