日本三大桜の1つ、岐阜県「根尾谷淡墨桜(ねおだにうすずみざくら)」の子孫の樹が、秦野市蓑毛の猪股義晴さん宅でほころび始めた。
淡墨桜の花びらは、蕾の時は薄いピンク色、満開時には白くなり、散り際に淡い墨色に変わりゆくという。
約30年前、知人から高さ1mの苗を譲り受けた猪俣さんは自宅裏の畑に植えた。数十年間花は着かなかったが、突然3年ほど前から咲き始めたという。
「あまりに奇麗だったので、ぜひ多くの方にも楽しんでもらいたいと思った」と話す猪股さん。桜は公開しており、敷地内には自由に出入りができる。8日には6分まで開花。隣りに広がる菜の花畑も見頃を迎えており、訪れた人はピンク色と黄色の景色を楽しんでいた。日没から19時まではライトアップも行われている。期間は16日(日)まで(予定)。
3年前には他の三大桜「三春滝桜(みはるたきざくら)」も知人にもらい、今年はもう1つの「山高神代桜(やまたかじんだいざくら)」の苗を購入。猪股さんは「10年後には秦野で日本三大桜が見ることができるかもしれません」と微笑んだ。
場所は秦野市蓑毛453(自然観察施設「緑水庵」から秦野・清川線沿いに約300m上る)。問い合わせは猪俣さん【電話】090・4394・0927へ。
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