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秦野 トップニュース教育

公開日:2017.08.25

地元企業の仕事を体感
高校生ら市内工場を見学

  • 工場専用の服に着替える参加者(不二家秦野工場)

 秦野市内在住・在学の高校1・2年生を対象にした市内の企業見学会が8月21日に行われ、11人が参加した。参加者は不二家秦野工場とスタンレー電気秦野製作所を見学した。

 秦野市と秦野商工会議所、ハローワーク松田の共催で実施された企業見学会は、秦野市内の企業への就職を促すのが狙い。早いうちから仕事の現場を見ることで社会を知り、地元企業を理解するきっかけになり将来の就職につなげてもらうために行われた。

 不二家秦野工場を訪れた参加者は担当者から、工場の概要や歴史、製品の説明を受け、品質管理や周辺環境への取り組みに関する各種認証を取得し幅広く取り組んでいることを学んだ。その後、工場入室のため専用の服に着替えた。

 工場内ではカントリーマアムの焼き上がりから梱包までの流れを従業員の説明を聞きながら見学した。露木荘太さん(2年)は「品質管理が徹底されていることに驚いた。身近なものがこのように作られていると知り勉強になった。現場は暑くて働くのは大変だと思った」。西岡響介さん(1年)は「お客様のためにというのが説明でよくわかった。製造過程を見ることができて勉強になった」と話していた。

 次に参加者は、スタンレー電気を訪問。同社では自動車部品の組み立てライン、ヘッドライト等の作業を見学。その後、西部総合職業技術校に移り、商議所担当者による商議所の地域における役割りの説明やその他の市内企業2社による企業紹介が行われた。 

 市は「雇用の促進、人材確保に繋がれば」と話している。

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