神奈川・山梨・静岡をまたがる本格的な自転車大会「グランフォンド丹沢・ヤビツ峠」が5月20日に初開催され、初夏の日差しのもと全国各地から約260人が参加した。市民ボランティア約90人が早朝からコース誘導や給水などで運営を支え、市内で活動するフラダンスチームが秦野市カルチャーパークに戻ってきた選手を踊りで迎えた。
大和市から参加した大和田忠大さん(46)は「終盤、震生湖付近の坂を上っている時はきつくて心が折れそうだったけどなんとか完走できた。安全なルートづくりをしてくれたのが伝わってきた」という。同じく参加者の服部多加志さん(32)=相模原市=も「楽しかった。来年もあったら絶対来ます」と笑顔で話した。
安全走行の呼びかけ続く
日ごろ多くのサイクリストが訪れるヤビツ峠周辺では、以前から競技用自転車と歩行者との接触事故を懸念する声があり、同大会は公道での自転車マナーを啓蒙することを目的に企画された。同実行委員会(山本哲史委員長)では”公道は実力の6割で走る””後続に追い付かれたら道を譲る””下りやカーブで追い越さない”などの「丹沢ヤビツ・ルール」を設定。大会終了後もヤビツ峠でサイクリストにリーフレットを配布したりSNSで呼びかけることで、このルールを浸透させていく予定だ。
「地元の方から”来年もやるなら手伝うよ”とお声かけ頂き嬉しかった」と山本さん。「初回を終え課題が見えてきた。今後も住民とサイクリストが共存できるよう熟考していきたい」と話した。
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