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秦野 社会

公開日:2018.12.14

山の交番シーズン終え閉所
山岳遭難前年比10件減

  • 装備品を返却する島脇隊長(右)

 『山の交番』の愛称で親しまれている丹沢臨時警備派出所が12月7日、登山者が減る冬季にあわせて閉所した。

 登山者の遭難事故に対応するため、山開きを迎える4月に救助拠点として開所し、登山道のパトロールなどを行ってきた。今年は山岳遭難事故発生件数が前年比マイナス10件に(12月6日現在)。夏山シーズンには猛暑による熱中症や脱水症が増えたほか、装備不備による道迷いなどがあったが、秋季の事故が減り、大幅に減少したという。

 閉所式には山岳遭難救助隊員らが出席。島脇善紀隊長から装備品が村山英彦秦野警察署長に返却された。村山署長は「派出所はいったん閉所しますが、冬登山がなくなるわけではない。今後も訓練を重ねてほしい」と隊員をねぎらっていた。

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