「山の交番」として親しまれている丹沢臨時警備派出所が登山シーズンの終了を受け閉所した。12月3日には秦野戸川公園パークセンターで閉所式が行われ、同署山岳遭難救助隊の島脇善紀隊長から井原義春秦野警察署長に隊のシンボルであるピッケルが返納された。
今年の山岳遭難事故の発生状況は10件(11月末)に止まり、昨年同時期の23件から大きく減少した。同署によると、天候不順等から登山可能日数も少なかったそうだが、パトロールや現地訓練を通して、道迷いしそうな箇所の閉鎖や地図・ライト等の装備品の確認、複数人での登山啓発などを積極的に行ったという。内訳は死亡がゼロ、骨折等の重症が2件、捻挫や体調不良等の軽症が5件、道迷いなどが3件だった。
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