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味乃大久保 フードバンクの渋沢窓口に 2月7日から配布を実施

コミュニティ社会

掲載号:2021年1月29日号

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寄付で集まった食料の一部
寄付で集まった食料の一部

 市内飲食店「味乃大久保」(秦野市菩提147の5)がフードバンク事業を開始し、2月7日から13日にかけて第1回目となる食料の配布を実施する。この取り組みは昨年8月から「南相馬子ども保養プロジェクト」が東海大・鶴巻エリアで行っているもので、同店は渋沢エリアの担当窓口を務める。

 東海大学駅前で不動産業を営む福嶋秀樹さんが立ち上げた南相馬子ども保養プロジェクト。福島県南相馬市の子どもを秦野市に招く取り組みで、東日本大震災被災地の今を見つめ、地域のコミュニティを作るため2015年から継続している。

 フードバンク事業を始めたきっかけは、新型コロナウイルスの拡大だった。仕事柄、学生の懐事情が見える福嶋さんはコロナ禍でバイトもままならず1日3食をとることができない学生を多く見ており、「買いすぎなどでロスする食材と困窮する人たちを繋げないか」と考えた。

 事業開始に伴い、保養プロジェクトで構築されたネットワークを使い、全国に400人いる支援者から食べ物の寄付を募った。これを自身の仕事で把握している学生や一人親家庭など困窮する人たちに配布している。

一人親世帯等中心に

 味乃大久保の店主である小野瀬幸弘さんは、かねてより保養プロジェクトに参加しており、今回の福嶋さんの取り組みに賛同した。同店では以前から環境に対する取り組みに力を入れており、小野瀬さん自身フードバンクに関心があったことも後押しになった。

 思いを同じくする仲間と共にフェイスブックなどを通じ食材の寄付を募ったところ、賛同する人たちから米やレトルト食品、パスタ、インスタントラーメン、缶・瓶詰め、ホットケーキミックス、お菓子、粉ミルクなど多種多様な食材が集まった。中には、来店者が寄付してくれたケースもあったという。「拡散されたフェイスブックを見てくれたようなのですが、初めての仲間内以外からの寄付でした。その気持ちが、とても嬉しかった」と小野瀬さんは話す。

 2月7日からの配布では、一人親世帯を中心に困窮している人たちを対象に実施する。希望者は味乃大久保(【電話】0463・75・2522)に事前連絡し、来店時間を予約する。

 「大きな目標としては、災害など有事の際に地域で連携し協力できる関係を構築したい。この取り組みがその足掛かりになれば」と小野瀬さん。同店では「買いすぎた」「貰ったけど消費しきれない」など賞味期限に多少余裕(1ヵ月程度)のある食料の寄付を随時受け付けている。

 フードバンク事業は市内全域への拡大を目指しており、本町エリアでも協力者に手を挙げている店があるという。福嶋さんは「エリアごとに5拠点を設けるのが理想。今後も、思いを同じくする協力者を探していきたい」と話した。
 

配布しているチラシ
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