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秦野 社会

公開日:2021.03.05

ZOOM UP
鶴巻温泉拠点に多方面で活躍
作詞家・脚本家…、さまざまな顔をもつ東川(とがわ)遥さん

  • 母が経営する喫茶店「サマーシティ」で珈琲を淹れる東川さん。時間が許せばカウンター内に立つことも

  • 現在「東川遥」として、世に出ているのはこの個性的な写真のみ(東川さん提供)

 ▽凛とした横顔にドキッとさせられ、ふいに見せる幼女のような笑顔に心奪われる。表現者として多彩な顔を持つこの女性は東川遥さん。鶴巻温泉駅北口にある喫茶店「サマーシティ」を拠点に活動を展開している。



 ▽サマーシティは今年はじめに本紙で紹介した地元応援ソング『鶴巻温泉LOVE』と『観光地だぜこれでも鶴巻』(ともにアーティストYAMOTOさん作詞作曲・歌)がライブ配信された喫茶店。この喫茶店を営むのが遥さんの母。そして遥さん自身も多彩な才能を持つ女性だ。



 ▽奈良県出身。小学生のころから芸能活動に身を置いた。高校卒業と同時に大手プロダクションの推挙で単身上京。路上での弾き語り、映画出演、歌詞のコンペ参加など精力的に活動し、才能はすぐに開花、18歳で作詞家デビューした。デビュー作はNHKで放映されていた人気アニメ『学園アリス』の主題歌だった。



 ▽その後、各種アニメソングの作詞、CDデビュー、モデル業など積極的に活動の幅を広げていった。20代半ばで各種SNSを絶ち、仕事を見直す期間を設けたのを機に、現在はペンネームでアイドルへのリリック(歌詞)提供にも力を注ぐ。東川遥としてはデジモンアドベンチャーのショートストーリーの脚本にも挑戦するなど新たな一歩も踏み出した。



 ▽この多彩な創作活動のコンパスポイントになっているのが、喫茶店「サマーシティ」だ。穏やかな秦野は創作活動をするのに最高の場所だと感じている。「(都心へ出なくても)ライブもできるし、撮影もできる。この場所でこの喫茶店に出会えたのは本当に大きい」と話す。今後はこの大好きな場所から「地元鶴巻を応援する活動にも力を注いでいきたい」

 

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