秦野市は5月31日の記者会見で、今年度の「第74回秦野たばこ祭」と「第42回秦野市市民の日」の開催を中止すると発表した。これは昨年度に続き、新型コロナ感染症の感染リスク回避が難しく、安全・安心に開催することができないと判断したため。
「秦野たばこ祭」は今年は9月25日と26日に開催を予定していた。秦野市の一大イベントであり、直近開催の2019年度には34万9000人の来場者が訪れていた。
昨年も新型コロナの影響で例年の9月開催から11月開催に延期を予定していたものの、感染拡大が懸念され中止に。代替事業として「顔晴(がんば)ろう!秦野メモリアル打上花火」や秦野たばこ及び歴史資料展、中学校美術部共同制作及び作品展示、まほろば大橋イルミネーションを行った。今年も同様の代替事業の実施を考えているという。
打上花火9月を予定
昨年は各代替事業を11月に行っており、メモリアル打上花火も同様に昨年11月3日に実施。その様子は秦野市の公式ユーチューブチャンネル「はだのモーピク」でライブ配信された。高橋昌和市長は「3密を避けて多くの方に見ていただきたいと実施した。市民の皆様から大変良かったと多くの反響をいただきました。たばこ祭は9月の風物詩として浸透しているので、今年はこの時期に打ち上げたいと思う」と話した。
日時や場所等、詳細はこれから同実行委員会が調整するが、昨年同様に人が集まらないよう周知をしていくとしている。また、他にも感染対策した上で実施できる事業を引き続き検討していくという。
市民の日は動画で
「秦野市市民の日」は毎年11月3日に、私の個店やステージパフォーマンスショー、消防パレード、大抽選会などが行われ、毎年多くの来場者が訪れている。2019年度開催の来場者は13万人だった。
昨年も新型コロナの影響で実施ができず、代替事業として第1回〜40回開催時のイベントの画像をホームページ上で掲載。インターネット上で市民の日を楽しんでもらえるようにした。
今年は新たな試みとしてステージパフォーマンスショーの動画配信を企画。動画の募集方法や配信先などはこれから検討予定。また、過去の様子をパネルにした企画展なども予定しており、今年も密を避けた形で代替事業を行っていく。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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