活発な梅雨前線の影響で7月2日から3日にかけ、東海地方と関東地方を中心に豪雨に見舞われた。秦野市内では建物被害や土砂流出により一部市道が通行止めになるなどした。市は「地盤が緩んでいる可能性もあるため、気象情報等に注意して欲しい」と話す。
秦野市では3日の午前7時半に加茂川と葛葉川(九沢橋)、善波川(矢茂井橋)付近の浸水想定エリアの住民を対象に、警戒レベル4「避難指示」を発令。本町公民館と鶴巻公民館を避難所として開設した。8時50分には東田原での斜面崩落を受け、東公民館も開設、本町公民館に5人、鶴巻公民館に3人、東公民館に5人が避難した。
市によると、降り始めからの総雨量は406・5ミリで、1時間に最大60ミリの雨が降った(旧上幼稚園で観測)。7月6日現在、建物被害は1件、農地や道路の土砂流出等があった。市道52号線の一部と桜沢林道、源蔵畑林道が通行止めとなっており、いずれも復旧次第、市ホームページ等で知らせるという。
市は「この豪雨で地盤が緩んでいる可能性があるため、今後も気象情報などに注意して。また5月に『土砂災害(特別)警戒区域』が更新された。ホームページ等で公開しているので確認して欲しい」と話す。ほかに風水害時の行動計画が立てられるマイ・タイムラインや防災マップなどの公開、風水害による土砂や倒木の撤去にかかる経費の助成制度もある。詳細は市防災課【電話】0463・82・9621へ。
市消防職員が伊豆山で救助活動
今回の豪雨により静岡県熱海市の伊豆山地区で発生した土石流現場の救助活動にあたるため、秦野市消防署の職員5人が神奈川県の「緊急消防援助隊」として7月3日に出発、行方不明者の救助活動にあたっている。
7月6日起稿
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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