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秦野 教育

公開日:2021.12.17

NPO法人Link
子どもたちの学びを支援
「トレジャースペース」開設

  • 若手スタッフ(写真左・左側)や代表(写真右・右側)が指導


 NPO法人Link(國松基祥代表)が、同法人が運営する学童保育や放課後等デイサービスに通う子どもたちに向け、学びの場「トレジャースペース」を作り開放している。



 「大切な場所」という意味を持つ「トレジャースペース」は、子どもたちが勉強や社会経験を積む学びの場として新たに開設された。キッチンカーを購入し毎週土曜に実施しているフリーマーケットや、平日午後6時から8時に開放している勉強スペースなど、様々な方法で活用している。



将来を広げる手伝いを



 学習支援には、「もっと学力を付けたい」という意欲を持つ児童が自主的に通っている。かねてより放課後等デイサービスで行っていた取り組みを拡充させ学童保育の児童も対象にしたもので、もともと塾講師をしていたという國松代表をはじめLinkのスタッフが講師を務めている。



 学習内容はその時必要な内容をテーマにするほか、学年や学力もバラバラなため個々に応じた指導を実施。取材をした11月26日はテストのあとということもあり、ノートの取り方を教えていた。



 「子どもたちの将来の選択肢を広げる手伝いをしたい」という思いで行われているトレジャースペースでの学習支援。2時間終えても「まだやりたい」という声が上がるなど、児童には好評を得ているようだ。



 NPO法人Linkは、様々な経験を通し子どもたちに自ら考え行動する力を育む取り組みに力を入れている。これまでも児童発案のダンスショーや、イベントなどへのフリーマーケット出店、早いうちから海外経験を積ませるための海外旅行などを行っている。

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