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公開日:2022.04.01

アートでウクライナ支援
作家29人がチャリティー

  • 須山さん(中央左)と作家の仲間たち

 秦野市及び近隣在住のアーティスト有志29人が集まり、ウクライナ支援を行おうと4月6日(水)からチャリティー作品展示即売会を行う。収益金及び募金箱への寄付金は、全額ウクライナ大使館に寄付される。



 主催するのは「江島屋蔵のギャラリー」の作家仲間たち。代表世話人は江島屋蔵のギャラリー(秦野市本町2の5の6)の代表・須山圭一朗さんだ。



 「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に強い憤りを感じている。何かできないかと考えたとき、個人でやるより仲間と一緒に働きかけをする方が大きな影響を与えるのではないかと思った」と須山さんは話す。いつもイベント等の際に相談をするという作家仲間の相原俊幸さんに話したところ「いいね」と快諾されたため、チャリティーを企画。これまで同ギャラリーで展示を行ったことがある作家らに呼びかけたところ、総勢29人から賛同を得たという。現在は開催に向け、6人程が中心となって、急ピッチで準備を進めているところだ。



収益全額を寄付



 作品展示即売会は「ウクライナの人々と共に‼アートで繋げる支援の輪」と題し、同ギャラリーを会場に4月6日から10日(日)まで行う。時間は午前10時から午後5時(初日午後1時から、最終日午後4時まで)。



 提供されるアートは、水彩画や油絵、彫刻、陶芸、書、サンドブラスト、植物を使った作品、アクセサリーなど多岐にわたる。今回はチャリティーのため、全ての作品が通常よりも手に取りやすい価格に設定されており、「ぜひ多くの方に来ていただき、チャリティーへ温かい心を寄せてもらえれば。アート作品を手にした皆様の想いが、ウクライナ及び難民受け入れ国のお役に立つことと信じています」と呼びかける。



 チャリティーでの収益金、及び期間中に同ギャラリー内に設ける募金箱への寄付金は全額、秦野市を通じてウクライナ大使館へ寄付を行うという。須山さんは「今回はウクライナ大使館へ寄付を行いますが、今後、侵攻が終わるまで継続していきたいと考えています。この輪が広がっていけば」と話した。



 来場の際はマスク着用、検温、手指消毒等の感染症対策に協力を。問い合わせは須山さん【携帯電話】090・4614・8591へ。



 参加者は次の通り(敬称略)。相原俊幸、相原利行、浅倉信幸、井浦英敏、石橋孝子、大岳龍乗、岡田又雄、落合照男、片岡千枝、熊澤洋子、小町和弘、佐藤誠四郎、渋谷セイ、清水幸夫、白川明、須山圭一朗、聖代橋豊子、瀬戸眞智子、西本清子、一英子、原田克治、府川泰行、味水睦男、水野静子、本山俊雄、諸星実、山内絵里、山口寿峰、吉田千尋。

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