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公開日:2022.04.22
くずはの広場愛称決まる
秦野ガス・ネイチャーパークくずは
秦野ガス株式会社(秦野市室町/友添修吾代表取締役社長)が秦野市と「くずはの広場」のネーミングライツ契約を締結し、4月1日からくずはの広場の愛称が「秦野ガス・ネイチャーパークくずは」となっている。
ネーミングライツは秦野市の歳入確保策のひとつで、これまでに5施設で導入されている。6施設目となる「くずはの広場」は葛葉川ふるさと峡谷の中央ゾーンを1998年に秦野市が整備したもの。契約に関する市の命名権収入は年間50万円で、愛称使用期間は5年間となる。
同社のネーミングライツ契約のきっかけは、昨年11月に市と東京ガス、同社との3者で締結した「カーボンニュートラルのまちづくりに向けた包括連携協定」。友添社長は「この協定を契機に、地元密着の企業として市民との共創によるまちづくりのため、さらに何かできないかと考えました」と話す。
愛称の「秦野ガス・ネイチャーパークくずは」は、同社社員から募集したもの。「社員一人ひとりに意識を持ってほしい」と社内公募したところ、70件もの案が寄せられた。社名が入っているか、くずはの広場の特徴を表すものかなどを基準に選考し、最終的に秦野市の同意を得て決まった。語感のほか、「多様な動植物が生息する緑豊かな遊び場」という意味を込めたという。
「地元の施設に弊社の名前が付くことで、社員にも使命や誇りを感じてもらえるのではないか」と友添社長。またネーミングライツをきっかけに、これまでの社名の読み方「はたのガス」を、秦野市の読み方にあわせて「はだのガス」に統一したという。
「地元の発展が企業の発展に」
同社は1957年創業。秦野市内に都市ガスを供給しているほか、電気、プロパンガスの提供、リフォーム等のサービスを行っている。「エネルギーを取り扱う企業として、地域のカーボンニュートラル化には特に積極的に取り組んでいくべき」という想いもあり、今回、環境保全支援につながる「くずはの広場」のネーミングライツ契約を行うことにした。同広場はかながわナショナル・トラスト運動の第1号緑地「葛葉緑地」内にあり、同社が「かながわトラストみどり財団」の会員である縁もあったという。友添社長は「地域の発展が地元企業の発展につながる。地域貢献の姿勢を常に持ち、この機会に秦野ガスという会社を市民の方にも知ってもらえたら」と話した。
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