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公開日:2022.09.02
3年ぶり たばこ祭開催
飲食露店3割減で出店へ
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年、21年はメモリアル事業として実施された秦野最大の観光イベント「秦野たばこ祭」が、9月24日(土)・25日(日)に3年ぶりに開催される。感染症対策ガイドラインを設け、一部規模を縮小しての実施となる。
秦野たばこ祭は、秦野市の一大イベント。新型コロナウイルス感染症が拡大する前の2019年は、2日間で34万9千人が来場している。
しかし2020年、感染症拡大に伴い当初延期を検討していた同祭が1988年の第41回以来の中止に。メモリアル事業として展示や花火が行われた。翌21年も新型コロナの影響で通常開催を断念し、例年の時期に合わせ展示や市内飲食店によるたばこ祭にちなんだ特別メニューの提供、インスタグラムのキャンペーン、メモリアル打上花火を実施している。
今年の開催の可否もこれまで慎重に話し合われてきたが現在の状況から判断し、8月26日に行われた実行委員会の正副会長による協議で開催することが決定した。
原点回帰テーマに
今年のたばこ祭は「原点回帰」をテーマに、当初の開催から祭りの軸となっていた「火」をテーマに実施する。ジャンボ火起こしで灯った火を花鳥風月から、たばこ音頭パレード、らんたん巡行、弘法の火祭、打上花火に「市民が繋ぐ」という原点を改めて見直してもらう機会にする。
一方で、露店に関しては飲食の出店を例年から3割削減。ステージ等の行事も主催団体との事前協議で感染症対策が難しいものに関しては中止となる。食べ歩きは来場者に自粛を求め、会場内では市が用意したスペースのみ飲食可能に。催しの数は例年と大きく変わらないが、出演者は市内の団体や学校を中心にするため、人数や団体数削減など規模縮小での実施となるものもある。
大きく変わるのが、密になりやすいパレード。オープニングと、祭りの締めくくりとなる弘法の火祭は参加人数を削減するほか、「たばこ音頭千人パレード」は90人に縮小。はだのよさこい踊りも会場を変更。御輿パレードと阿波踊りは中止となる。また、出演者に関しては事前の体調チェックを徹底し、当日の報告も義務付ける。
「参加する誰もが安全・安心に楽しめるようなお祭りにするため感染症対策を講じ、通常に近い形での開催を目指していきますので、皆様のご理解とご協力をお願いします」と市観光振興課では話している。
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