戻る

秦野 トップニュース文化

公開日:2022.09.30

古川まかなさん横山瑞希さん
ダンスで東日本大会金
全国出場 市長に報告

  • 左から古川まかなさん、高橋昌和市長、横山瑞希さん、小倉佳子さん

 市内在住の古川まかなさん(北中1年)と横山瑞希さん(西中2年)が、8月11日に新宿文化センターで行われた「第10回全日本小中学生ダンスコンクール東日本大会」に町田市のダンススタジオウップスのチーム「Vivace」(ビバーチェ)のメンバーとして出場し、金賞を受賞した。9月20日に指導者の小倉佳子さんと共に市長のもとを訪れ、報告を行った。



 ダンスを通じて子どもたちの健康や頑張る姿を応援することを目的に、2013年度から開催されている同コンクール。プロのダンサーや振付師らが審査員を務め、ジャズ、ヒップホップ、ロック等のダンスで作品点・技能力・表現力・チーム力・印象点の5項目を審査する。全国へのブロック予選となる東日本大会に出場できるのは、動画審査を通過したチームのみ。ビバーチェは中学生部門・オープン参加の部に出場し、ジャズダンスを披露した。



 今大会、同チームは12人でエントリーしていたが、故障や新型コロナで2人欠けた状態で挑まなければならなかった。急きょフォーメーションの変更を余儀なくされたが、それが良い緊張感を生み集中した演技につながったという。



 金賞という結果に古川さんは「メンバー全員で全国大会に進むという目標を持って一生懸命頑張り、客席や審査員に気持ちをぶつけた。楽しく踊れて結果を出せたのでよかった」と話した。横山さんは「10人で演技すると気持ちを切り替えて、今までに練習してきたものを全部出した。お客さんからの熱気も感じた」と振り返った。



 大会の報告を受けた高橋昌和市長は「一生懸命に取り組んだ練習が実を結んだのは素晴らしいこと。ぜひ全国大会でも頑張ってもらいたい」と激励した。ビバーチェは10月2日(日)に国立代々木競技場第二体育館で開催される全日本小中学生ダンスコンクール全国大会に出場する。



次の目標へ



 2人がダンスを始めたのは4歳の時。ウップスの指導者がメタックス体育館はだの(総合体育館)や公民館で教えている「MKダンス秦野」に入ったのが始まりだった。2人とも2019年に金賞を受賞しているほか、昨年も銀賞や銅賞、そのほか様々な受賞歴を持っている。



 MKダンスに通っていたいとこの影響で入った古川さんは、同じ教室の子がコンクールに出たのを見て「自分も」とコンクール向けの指導を行うウップスにも通い始めた。大会に向け、苦手を克服するために家でも自主練をするなど努力を重ねてきた。全国大会に向け、「色々な個性を持つチームに負けないように頑張って金賞をとりたい」と話す。



 横山さんは幼馴染の影響で始め、古川さん同様コンクールで踊る同じ教室の子の姿に「かっこいい」と感銘を受け、ウップスに。東日本大会に向け、チーム内で意見を出し合いチームワークを高めた。「全国まで時間は限られているけれど、全力を注ぎ全員で目標に向かいたい」と語った。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

秦野 トップニュースの新着記事

秦野 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS