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秦野 人物風土記

公開日:2023.11.10

ドラマーとして様々なアーティストのサポートを務めている
原 治武(じぶ)さん
横浜市在住 45歳

歌いやすいドラム演奏を

 ○…今年、玉置浩二さんと松任谷由実さんの全国ツアーに出演。「どちらのライブも出演することが夢でした。長年の夢は叶いましたが、もっと上手になりたい」と意気込む。秦野市出身のプロドラマー。秦野を芸術文化で盛り上げる「ハダノ・アート・コモン」のメンバーの一人として地元イベントにも多数関わるほか、9月にクアーズテック秦野カルチャーホールで初開催された「OMOTAN歌うま選手権」での演奏も手掛けた。掲げている目標は「歌手が歌いやすいドラム」。ライブ中も常に歌いやすさを模索し、「その時の歌手に合わせた演奏」を心掛けている。

 ○…ドラムにはまったきっかけは、大秦野高校(秦野総合高校に再編)2年生の春。「まだ、ドラムを始めて間もないころだったんですが」。フォークソング部から軽音部に転部したてで挑んだ新入生歓迎ライブ。その時の新入生からの拍手が衝撃的だった。自分がやったことに人が喜ぶ姿を見て、「ドラムにのめり込むようになった」。

 ○…19歳のころに高校の友人と『Scratch JAM』というバンドを結成し、「厚木を中心に町田や横浜のライブに出演していました」。2002年、厚木のライブハウスの店長から推薦を受けてオーディションに参加し、芸能事務所に所属することが決定。「人生のターニングポイントでしたね」とほほ笑む。2年後にバンドは解散したが、現在はサポートミュージシャンとして活躍の幅を広げている。

 ○…小3と3歳の娘を持つ父。出演するライブに誘うこともあれば、休日は水族館や動物園に行くことも。「休日を一人で過ごすことは少ない。家族と一緒にいたいですね」。父として家族に寄り添い、娘たちのことも優しく”伴奏”する。

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