秦野市は秦野市キッチンカー事業者連絡協議会(小野瀬幸弘会長・有限会社大久保)の協力のもと、「秦野市弘法山公園利活用方針」に基づいた実証実験として4月27日から弘法山公園馬場道広場にキッチンカーの出店を開始した。期間は来年3月31日まで。
秦野市が弘法山公園及び周辺の魅力アップや活性化、3駅にぎわい創出などを目的に、事前のアンケート調査などを踏まえ2023年度に策定した「秦野市弘法山公園利活用方針」。今回の実証実験は、この利活用方針で定めている取組方針の一つ「風光明媚な飲食空間の創出」の一環で行われる。キッチンカーを年間出店し、出店する事業者、来訪者、周辺施設にアンケート調査を行うことで、各ニーズを把握するという。
実証実験に協力する秦野市キッチンカー事業者連絡協議会は、昨年11月に結成された市内のキッチンカー事業者のグループ。2月には秦野市と「災害時におけるキッチンカーによる炊き出しの実施等に関する協定」を締結している。同連絡協議会の会員7店舗(4月27日現在)「味乃大久保」「Shu Shu cafe」「鶏笑くりちゃん本舗」「Aloha」「トルコ料理くるみ」「View cafe」「農家のたいやき」が可能な日時に出店する予定だ。出店情報は秦野市ホームページや同連絡協議会のX(旧Twitter)で適宜発信される。
実証実験初日の4月27日、馬場道広場には味乃大久保が出店。ハイカーにアイスコーヒーやミニチャーシュー丼などを提供した。秦野市は「秋ごろにアンケートを取りまとめて精査し、ニーズや問題点を把握した上でキッチンカーの継続や施設整備など今後の取り組みを検討していく」と話す。小野瀬会長は「弘法山公園周辺は秦野市の観光資源。訪れるハイカーの皆さんに喜んでいただき、また行きたいと思ってもらえる場所になるよう、メンバーで盛り上げたいと思います」と話している。
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